鮮魚・青果の重量請求、Zoho Inventoryだけで解決できていますか?
水産や青果の卸売をしていると、こんな場面が必ず出てきます。
「サーモン10ポンドで」と注文を受けて、いざ梱包してみると9.3ポンドだったり、11.1ポンドだったり。ほぼ合ってるけど、ぴったりじゃない。
この「ズレ」、Zoho Inventoryでは意外と厄介な問題になります。
なぜZoho Inventoryでは対応が難しいのか
標準の受注〜請求フローはこうなっています。
受注 → 梱包 → 出荷 → 請求書
請求書は受注時の数量をベースに生成されるので、実際に出荷した重量ではなく、注文時に入力した数量で請求書が出てしまう。
一般的な商品なら問題ありません。でも鮮魚や青果のように、実際の重量が出荷直前までわからない商品では、このフローが機能しない。
Catch Weightとは
業界では「Catch Weight」と呼ばれる概念があります。注文は個数や大まかな重量で受けるけれど、請求は実際の出荷重量で行う、という考え方です。
該当するのはこういった商品です。まるごとの魚やマグロのブロック、エビなどの海産物。キャベツやメロンなどの青果。塊肉や鶏肉の精肉。
現場でよくある「とりあえずの対応」
Catch Weightに対応していないシステムを使っている場合、大体どちらかで乗り切っています。
一つは、出荷のたびに受注データを手動修正する方法。毎回、全品目、手作業で。件数が増えるとミスが出るし、時間もかかる。
もう一つは、注文数量のまま請求して後から調整する方法。これは請求ミスやお客さんとのトラブルにつながりやすい。
どちらも、件数が増えれば増えるほど回らなくなります。
開発中のCatch Weight拡張機能
現在、Zoho InventoryのExtensionsとZoho Creatorを使ったCatch Weight対応の拡張機能の試作版を開発中です。
仕組みはシンプルで、受注時は通常通り注文数量を登録して、梱包・出荷のタイミングで担当者が実際の重量を入力すると、拡張機能が自動で受注データを実重量に更新して請求書が生成される、という流れです。
Zoho Inventoryの標準ワークフローはそのままに、「注文数量」と「出荷重量」のズレを自動で吸収できます。
こんな方に
今後について
試作版の開発が完了したら、Zoho Marketplaceへの公開を予定しています。
今まさにZoho InventoryでCatch Weightの対応に困っている方、ぜひ直接ご連絡ください。実際の運用課題が、次の機能開発に活きます。

